老人介護施設の費用について


老人介護施設へ入居するには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。入居を検討されている方は、まずは資金計画を立てる必要があります。

日本全国には多種多様な有料老人ホームや老人介護施設があるので、その費用も千差万別です。入居一時金0円のリーズナブルな施設もあれば、ホテル並みの豪華施設は億単位の費用がかかることもあります。予算や目的に応じ、費用を計算した上で、自分自身にとって最適な老人介護施設を選ぶといいでしょう。

ただどんな施設を選ぶにしても、以下の3点について熟慮してください。

1.入居一時金と、当面の月額利用料をどれくらい用意できるか。

2.入居後、毎月どのくらいの費用を生活費にあてられるか。

3.その他の費用(病気、お葬式、趣味などにかける費用など)

老人介護施設へ入居後、必要な費用は施設によって異なります。例えば、おむつ代等の費用を負担してくれる施設もあれば、入居者自身が支払わなくてはならないケースもあります。入居金0円キャンペーンや、家電プレゼントを実施している施設もあるので、受けられる特典やサービスを情報誌、ホームページ、当該施設や紹介センタ―に問い合わせるなどして、費用について調べてみてください。

老人介護施設は、ご入居者にとって「終の棲家」。自身が生活を送っていく場所です。入居前の生活同様、収支の計算をきちんと考えてから決めることをオススメします。

※ほとんどの有料老人ホームは、株式会社によって運営されています。ですので特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人に比べ、税制の優遇措置や補助金等を受けていないケースが大半です。つまり、有料老人ホームは高品質なサービスを提供し、維持していくために、スタッフ教育や優秀な人材獲得のため、特別養護老人ホームと比べて多くの費用がかかるシステムになっているのです。もちろんその分、受けられるサービスは良質なものであることが多いといえるでしょう。

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