入居一時金について


入居一時金とは、入居する際に必要な費用のことで、入居後、一定期間で償却され、償却前に退去、死亡した場合には、一定額が返還されることになります。
しかし各運営会社、施設によって償却期間や返還される時の計算方法が異なりますので、必ず事前に確認しておくことが大切です。

入居一時金のある有料老人ホームは、建物の建築について、公的な補助などはありません。ホームの建設費用は、入居者の方からいただく費用で成り立っています。
各運営会社が作成した重要事項説明書では、入居一時金の趣旨を、「専用居室、共用部分の利用のための家賃相当額に充当されるもの」と記されています。

また入居一時金と似たような「入居金・入居申込金・施設協力金・終身利用権・入居保証金・前払い金」など、さまざまな名称のものがありますが、これらは償却の対象とならず、返還されないものもありますので注意が必要です。
※一般的に、入居時に2〜3割償却され、その後3〜15年以内で全額償却される場合が多いようです。ただ入居後90日以内に契約を解除した場合は、支払った入居一時金から利用したサービス料などを差引いた全額が返金されることとなっています。

有料老人ホームの平均的な入居一時金は「約2,000万円」といわれていますが、億を超えるホームがあったり、入居一時金不要のホームもありますので、ご自身、または家族の経済状況や施設の設備などを考慮して決めましょう。

ただ入居一時金は基本的に、月々の「居住費・上乗せ介護料」に充当されますので、入居一時金を支払っていれば月々の負担額が少なくなりますが、支払っていない場合は月々の負担額が増えますので、まとまった金額を用意できる方は、この入居一時金を支払う形式のホームを選択すればお得となる場合もありますので、一概に入居一時金が高いからといってサービスなどが優れているわけではないので注意しましょう。

最近では費用の支払方法を複数、用意しているホームが増えています。
ちなみに地域別でみると、関東地方の入居一時金の平均は1,200万円、関西地方は1,000万円、北海道・東北にいたっては600万円となっていて、地域によってずいぶんと差があることがわかります。
 


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